梅雨にまかせてぐずぐずしてたら、すっかり更新が遅れてました。
さて先日、清見苗畑の草取りをしました。近くの木工を学びに清見へ来ている若者たちが大活躍!今年の梅雨は雨量が多いため草も大喜びで伸びまくってました。
木はほっといても大きくなってはいきますが、こうやって一手間二手間かけて“ココロ”を収めていくと、より一層元気に育ってくれます。そして、大きくなったところで、この“ココロ”を注入された苗木たちはいずれどこかの山へ嫁いでゆくのであります・・・。
さて、梅雨で雨が多いと草木は喜びますが、一方山奥へ行くとこんな現象が起こってました。
“流木”です。近隣の山々から流れ出してきた木たちです。この写真は神通川水系の下小鳥(しもおどり)ダム の川からちょうどダム湖へさしかかる所の様子ですが、一面流木で埋め尽くされています。数年前、飛騨地域で起こった豪雨で流れ出た“流木”が流域に幾つかあるダムをすべて越え富山湾へ流出し、定置網など漁業へ深刻な被害をあたえたことは、この辺りの人たちにとっては記憶に新しいはずです。
いくつかの断続した雨でダムにためられた流木が、ひとたび豪雨に見舞われると一気に下流域へ流れていき、傷跡をたくさんつくります。そして、傷跡は悲しみを呼び込みます。
雨が降り、嬉しいものと悲しいものと・・・
いっぱい降れと言ったり、もう降るなといったり・・・
ほどほどに降れというのは人間のエゴでしかないのですけど、この度の中越沖地震で被災された方々の事を思うと・・・ついつい・・・
やち
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