報告が遅くなってしまいました。なぜか写真の添付がうまくいかずにもたもたしてしまいました。やっと復旧。
さて、10月20日21日と2日間で行われた今年の「どんぐり拾い」。
1日目は富山からの参加者80名と合わせ170名ほどのボランティアの方々が集まりました。午前中にはさっそく6月に【飛越源流の森づくり】で植樹した場所への補植作業を行いました。6月に植えた苗700本はこの夏の暑さでかなり参ったように見受けられていましたが、そのほとんどは一応活着してくれたようで、元気に育っていました。一安心。ただ、やはりいくつかの苗は枯れてしまっていたようなので、この日に100本ほど補植しました。樹種は悪環境に強いコブシとマメ科のネムノキを選びました。6月に植えた苗と合わせ、この冬の雪をなんとか乗り切ってほしいと参加された人たちの思いはひとつです。
午後には森へ入りどんぐり拾いですが、おっとその前にお昼にはいくつかのプログラムもありました。富山県漁連さんによる山海汁やイカ焼きの振る舞い。森づくりに関わる関係団体のパネル展示。子供たちに人気だったのは葉っぱのしおりづくり。(ご協力いただいた皆様にはこの場をおかりして“ありがとうございました”)
さて、いよいよのどんぐり拾いですが、事前の調査では豊作加減だったのですが、このときは若干まだ時期が早くどんぐりが落ちきっていなかったのもあり、落ちてた量はまあまあでした。それでもみんなで拾い集めたどんぐりは大きなバケツ1杯と半分。森の中に入り、どんぐりを拾う。ただ、それだけで嬉しくなってくるのはなぜだろう?
拾ったどんぐりはその場で選別し、家にもってかえり育てる人は流木から作られたポットへさっそく植え付けお持ち帰り。その他のどんぐりはドングリの会の苗畑で植えられ数年後の植樹まで育てられます。去年拾ったどんぐりも今年立派に芽を出していましたよ。
さて、2日目は場所を変えて、のんびりと森の中を散策しながらのどんぐり拾い。集まった方々は約30名。道中はインタープリター(森の案内人)の方に先導してもらい楽しく秋の森を感じました。途中、大きなミズナラの木(推定樹齢?百年)の下で休憩をとったときは子供たちは根元の大きなウロに潜り込んではしゃいでみたり、大人たちはその樹肌に出来たコブをさわり感嘆の声をあげたりと思い思いに何か感じていたようです。
せっかくの良い天気!心地よい木漏れ日!みんな の笑顔!ときたら?・・・・・・何やらギターとバイオリンを準備する人影が。そうです。今回も森の中で演奏会が開かれました。しかも今回はオカリナ吹きのグループ、“フリル・エプロン”の方々も参加してまして、ぶっつけ本番で一緒に演奏してみたりと楽しい演奏会になりました。
もちろんどんぐりもたくさん拾いました。特にミズナラの大きなどんぐりがたくさん落ちていて、午後には苗畑へ移動し植えつけもしました。
結局、2日間とも天気に恵まれて、参加された皆さんの笑顔にも恵まれました。
めでたしめでたしのどんぐり拾いでした。
最近のコメント